衝撃的な映像の連続で、芸術的であり哲学的でもある作品です。
ここまで理解が追いつかない映画は初めてです。
エンドレス=終わりなき
ポエトリー=詩
主人公は『詩人』になる夢を持ち、実現するべく行動していくストーリーなのですが、その喜怒哀楽の映像表現がとにかく派手。
人間とはどういう生き物なのか?それがある意味わかりやすい。
私はこの映画を見終えたとき、残っているイメージを書き出してみました。
言葉、性欲、表現、希望、絶望、自由、創造、破壊、友情、愛、信念、魂、刺激、
白黒、生死、哲学、規律
ここまで書き出せる映画はまずないですね。
人が本能的に行動しているシーンが多く、そのインパクトが強いからでしょう。
それと映画に出てきた哲学的なコメントを紹介します。
1、「死ぬのが怖い。それは生きるのが怖いんだ。」
確かに私も両方怖いです。生きていても「一寸先は闇」、その不安が生きる恐怖を生み出しているのでしょうね。(ネガティブでスミマセ)
2、「頭は質問するが心が答えを知っている」
確かに。心に従うことで上手くいくこと多いですよね。
3、「生きる意味などない」
私も基本的にはないのかな、と思います。何に意味を持たせるかは人それぞれですよね。
4、「人生はゲーム、最悪のことも笑ってしまおう」
これね!これが難しいのよ!でも笑ってみる!笑
5、「死は全てを手放せる」
ポジティブワードですよね。死んだら究極のミニマリストになれるんだ!
やったぜ!笑
6、「親は愛情をくれなかった。だからこそ愛情の大切さがわかった。」
持っていないからこそありがたさがわかる。そういうことありますよね。
正直あまり見たくないシーンも有りましたが、これらの哲学ワードを聞けただけでも見た価値がありました。
自分の価値観を壊してくれる。そんな作品です。
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