今回は「FXをやってみよう!」と考えている方向けの記事になります。
FXの魅力と難しさを書いていきます。
私のトレード歴は株式、FX合わせて8年。
4回の退場経験あり。
複雑な手法で挫折した経験から、現在はRCIを使用した手法でなんとか生き延びています。
1.【FXの魅力について】
① FXの魅力その1 時間と場所にとらわれない。
FXは、時間と場所の制約がありません。
取引ツールが発達してスマホ1台で取引が出来るからです。
DMMさんの取引ツールが有名ですね。
② FXの魅力その2 人間関係なし
1人でできるため、人間関係と無縁です。
合わない人と一緒にいる必要がない、これがどれほど価値のあることか。
③ FXの魅力その3 複利の力
なんといってもこれがFXの最大の魅力ですよね。
※ 単利運用とは、元金に対して利息がつくこと。
複利運用とは、元金対してついた利息を元金に組み入れて再運用すること。
(例)
年利10%で単利運用 100円の場合
1年後 100円+10円
2年後 110円+10円
3年後 120円+10円
年利10%で複利運用 100円の場合
1年後 100円+10円
2年後 110円+11円(110円に対する10%)
3年後 121円+12円(121円に対する10%)
複利だと増えるスピードが徐々に上がっていきます。
これが可能なので、FXに挑戦する人が後を絶たないわけですね。
2.【FXは甘くないです。】
① FXが難しい理由その1 市場の参加者
FXの市場は誰が参加しているのでしょうか。
・個人トレーダー
・機関投資家(保険会社、投資信託会社)
・ヘッジファンド
・年金運用機関
プロが沢山います。戦略なしでは勝てません。
② FXが難しい理由その2 知識が必要
基本的な取引ルールから始まり、どちらに動く可能性が高いのかの分析方法を学ぶ必要があります。
分析方法は、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析に大別されます。
ファンダメンタルズ分析とは、経済状況や金利などを考慮した分析方法です。
テクニカル分析は、過去の値動きを元にした分析方法です。
ファンダメンタルズであれば、各指標の発表時間、指標が市場に与える影響などを学ぶことになります。(指標の発表時間はスマホアプリでチェックできます。)
テクニカルであれば、チャートと呼ばれる過去の値動きをグラフで表したもののパターンや市場参加者の心理状態を学ぶことになります。
市場のプロはこの両方の分析を熟知した上でトレード戦略を立ててきます。
個人である私たちは知識を蓄えることはもちろん、優位性があるポイントでトレードする必要があります。
③ FXが難しい理由その3 プロスペクト理論
人間の心理として、利益は早く確定したい。
損失は確定したくない、という心理がありこれがトレードを難しくしています。
次の質問に答えてみて見てください。
Q1・サイコロを振って偶数なら200万円もらえます、奇数なら何もなし。
振らない場合は100万円もらえます。サイコロを振りますか?
Q2・あなたは200万円の借金を背負っています。
サイコロを振って偶数なら借金免除、奇数ならそのまま-200万円です。
振らない場合は100万円返せます。サイコロを振りますか?
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ここでQ1は、振らない、Q2は振るという人は今の段階ではトレードに不向きな状態です。
つまり利益は早く確定したい。
損失は確定したくない、という心理が働いているわけです。
マイナスが出たら放置したいという心理状態。
放置したらどうなるでしょうか?
もちろんプラスに転じる可能性もなくはないですが、プラスまで戻ってこないかもしれません。
私はこの心理に見事にはまり、無事に退場となりました😇
損失を確定しないと生き延びることはまず不可能だと身を持って知りました。
【 まとめ 】
FXは確かにやってみる価値はありますが、とにかく難しいです。
というか、今でも「無理ゲーでは?」と思ったりします。
利益を継続的に出せるようになるまで、数年はかかると思った方がいいです。
やるなら、お互い頑張りましょう!