FXにおいて、スプレッド(取引手数料)は狭いほうがいいに決まっていますよね。
このスプレッドが広がる時間帯や瞬間は把握されていますか?
これを気にしないでトレードしていると知らないうちにかなりの損失をこうむることになります。
スプレッドは時間帯や瞬間的に1pipsくらいは容易に変化します。
1pipsの変化で月の成績はどれくらい変わってくるのでしょうか?
例えば1万通過でトレードすると、1トレードでスプレッド100円ですね。
私の場合ですと先月500トレード行いましたので、500回×100円で50,000円です。
スプレッドを気にしないでトレードすると、スプレッドだけでこれほど持っていかれるのです。
ここを意識しないと勝ち組に移行できません。
対策は3つ。
1、スプレッドが開く時間帯を把握する。
スプレッドはいつ開くのでしょうか?
⑴各市場が開く時間
→とりあえず東京・ロンドン・ニューヨーク市場の時間を把握しておけばいいのかな、と。
シドニーやウェリントン市場は、豪ドルやニュージーランド関連通貨をチェックしている方なら見ておいた方がいいかもしれません。
東京→9時(夏冬時間共通)
ロンドン→夏16時 冬17時
ニューヨーク→夏22時 冬23時
※夏時間11月~3月頃 冬時間4月~10月頃
⑵売買の攻防が激しいところ
→レンジの端やトレンドブレイク、指標時ですね。このあたりは攻防が激しくなりスプレッドが広がる傾向があります。取引所サイドから「処理が忙しい!」という声が聞こえてきそうな時です。
⑶取引所特有の時間帯
→取引所ごとにスプレッドが開く時間帯があると思います。私が使っている取引所は時間帯によって、スプレッド10倍にもなるので、ここはチェックしておかないとヤバ谷園です。
2、スプレッドが狭い通貨でのみで取引する。
スプレッドが狭い通貨は大体どの取引所も一緒かと思いますが、ドル円・ユーロ円・ユーロドルあたりでしょうか。初めのうちはこの辺りの通貨で慣れておいたほうがいいかもしれません。
ちなみに私は、ドル円・ポンド円・ポンドドルの3通貨しか見ていません。
ポンド円・ポンドドルは変動が激しいので初心者の方にはあまりおすすめしません。
3、エントリー回数をしぼる。
私も課題の1つなのですが、大事なポイントです。
重要なエントリーポイントに絞った場合、トレード数は必然的に少なくなります。
手法にもよるので一概には言えませんが、記録して振り返ってみるとムダなトレードがわかります。それを省いていく作業を行うことで成績が変わっていくはずです。
今回の話をまとめると、
『スプレッドを意識してムダなトレードを省きましょう』
ということです。
では今日もお互い良いトレードをしていきましょう!
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