フランスの心理学者、ギュスターヴ・ル・ボン著の『群集心理』。
この本を読んで思ったのは、人の上に立つ人はどのように振る舞っても批判されるということだ。
物語はフランス革命の頃の話で、重い税金を国民から搾り取っていた王様も、国民のために立ち上がったロベスピエールという革命家も最終的には多くの人に恨まれて処刑に至るという内容。
(ちなみにマンガだが気持ち悪くなる人もいるかもしれない。)
みんなが納得するような政治は不可能ということだけど、人の上に立つ人はやはり強いメンタルが必要だと思った。
ちょっと昔話をすると、私も事務職のとき人の上に立つ機会があった。
そのときも自分のやり方に不満を持つ人が現れて、口論になったり苦労した思い出がある。
そういう意味では、一国のトップ、総理大臣ともなるとよほどの覚悟が必要だろう。
新しく就任した菅総理に敬意を表し、当記事の締めとさせて頂きたい。
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