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仕事、お金、やりたいこと・・・このあたりは多くの人が悩んで苦しむところだと思います。
その多くの人が悩むテーマについて、ちきりんさん(社会派ブロガー)と梅原大吾さん(プロゲーマー)の対談本なのですが、対極とも言える人生を歩んできたお二人の話なのでやりとりが面白かったですね。
どういう意味で対極なのか?
まず経歴が異色。
ちきりんさん。
国立大卒→証券会社就職→アメリカの大学院卒→外資系企業に就職。
梅原さん。
小学生から格闘ゲームを始める→14歳で日本一→17歳で世界一→23歳でゲームから離れる→28歳で復帰→アメリカ企業とプロ契約(日本人初)→世界でもっとも長く賞金を稼いでいるプロゲーマーとしてギネス認定。
簡単に言うと、ちきりんさんは勉強のエリート、梅原さんはゲームのエリートといったところでしょうか。でもタイプ的には要点だけ抑えて得点を取っていくタイプと愚直に1から10まで学ぶタイプ、という印象を受けます。
で、その二人が「学校に行く意味」とか「やりたいことがあるのはいいことか」とか「辛い時に逃げていいか」とか話し合っていくわけですが、ちきりんさんが思ったことをそのまま口に出すスタイルなのが普通に面白い。舌鋒鋭い、と表現すればいいのかな。久しぶりに本を読んでて笑ってしまいました。(外出先だったのですが、近くに人がいなくてよかった)
本のタイトルが『悩みどころと逃げどころ』とあるとおり、人生に悩みがある方は何かしらヒントを得られると思います。
なぜなら輝かしい経歴を持つこのお二人も相当に悩まれてきたのですから。
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