私は様々な職業を経験してきました。
誰かの役に立つと思い、体験した仕事内容を書いておくことにします。
今回は、『栄養士』です。
【目次】
【栄養士を目指した動機について】
私は料理が好きだったので、高校から料理が学べる所に通っていました。
すぐ就職はしたくなかったので、卒業後は栄養士の専門学校に行き、その流れで栄養士になりました。
※ ちなみに栄養士に限らずですが、専門学校はモチベーションがないと授業が辛いです。授業料は年間100万くらいだったと思います。
【栄養士の待遇】
栄養士の待遇は会社により差があります。
私は契約社員だったのですが、次のような感じでした。
・月収17万円(年収204万)
・賞与なし
・社会保険完備
・交通費支給
・勤務時間は現場による
あまりお金に頓着しない性格なのですが、今考えると結構ヤバめの条件でした。。
ちゃんと選びましょうね。
【栄養士の仕事内容】
病院と特養に勤務しました。
まず病院。
患者さんに合った食事の提供(献立作成)、栄養指導、食材発注がメインですが、それは先輩栄養士が担当し、私は調理現場が主でした。
まず現場がどのように動いているのか、流れを把握する必要があります。
それがわかった上で献立作成をしないと、調理現場のスタッフとうまくいかないからです。
現場は、主食・主菜・副菜・汁物・デザートでそれぞれの持ち場が決まっていました。
動きの流れとしては、
例えば持ち場がデザートで、りんごを準備するとします。
冷蔵庫から人数分のりんごを取り出し、ひたすら切ってお皿に盛り付けて配膳車に入れていく感じです。(最近の配膳車は温度管理ができます。)
終わったら他の場所を手伝います。
で、全ての場所で盛り付けが終わったら食札(患者様の状況)を見て料理を確認していく感じです。
病院なので、糖尿病や腎臓病など様々な病状の方がおり、様々な薬を飲まれています。そのため本当に提供してよい料理かよく確認する必要があります。
例えば高血圧の薬を飲んでいる方に、グレープフルーツを提供した場合、薬の作用が強くなる可能性があるのでダメ絶対、といった具合です。
そんなわけで現場はいつも緊張感がありました。
料理を間違えると、患者さんの命に関わることもあるからです。
勤務時間は、
朝番6−15時
遅番11−20時 でした。
(朝弱い人は要注意です。)
もう一つ、特養のことも簡単にお話ししておきますと、
病院と一番の違いは、雰囲気だと感じました。
特養は緊急性の高い病状の方があまりいないため、和やかムードのところが多いと思います。
栄養士としてやることは病院と変わりません。
私が行ったところは、勤務時間も同じでした。
【まとめ】
病院・・・経験値をバリバリ上げたい方におすすめ
特養・・・和やかムードで働きたい方におすすめ
栄養士は人の命に関わっているため、勉強が欠かせません。
しかしその分やりがいがある仕事とも言えます。
料理が好きで、食事を通して人の健康に関わって行きたい!
という方に向いている職業だと思います。
頑張って下さい(^^)