当たり前では有りますが、ボラが低い=参加者が少ない(取引されている資金量が少ない)ということになるので、
1、テクニカルが効きにくい
2、時間がかかる
という現象が起きます。
今回はこれについてもう少し掘り下げて考えてみましょう。
まずテクニカルが効きにくいという件。
参加者が少ないと、資金量がある個人が市場に影響を与える可能性があります。
以前、あるトレーダーが6億くらいのポジションを持っていて決済したときに30pips程度動いたという話を聞きました。
このとき他の参加者も同じ方向に同じタイミングで決済を入れたからかもしれませんが、1人でも市場を動かせる可能性があるということです。
なのでテクニカルが効きにくいと言えます。
参加者が多い場合は指値の注文がたまっていたり株式でいう板が厚くなるわけですから、そこまで1人の力が市場に影響を及ぼすことは少ない気がします。
では2つめの時間がかかる件。
ボラが低いと波の角度が弱くなりますよね。当然利確までに時間がかかります。
私がいつも取引をしているポンド円の場合、だいたい16時を境としてボラが拡大しますが、それまでは基本ボラが低いです。
そこでエントリーした場合、チャートを見ている時間が長くなります。
チャートを見ている時間が長くなると、ミスが増えます。
なぜなら人間の集中力は15分程度しか持たないし、トイレに行きたくなったり電話がかかってきたりしますよね。
つまりボラが高いときに短い時間で取引をしていった方が、ミスが少なく効率がいいのです。
なので私は基本16時以降に取引しています。
(16時は欧州市場がオープンするため参加者が一気に増える。22時になるとニューヨーク市場がオープンする。(オープン時間は季節差あり)
まとめ→ボラが高いときにトレードしましょ(´∀`*)