【リラクゼーションセラピスト】

 

『業務委託契約で勤務時間、休日の設定自由!』

この文言にひかれてやってみることにしましたが、実際は自由とは言えませんでした。

 

※リラクゼーションセラピスト(以下セラピスト)とは、街中でよく見かける『もみほぐし』店のスタッフのことです。

 




 

なぜ自由と言えなかったか?

それは『人手不足』にありました。

 

 

セラピストになると『店舗を借りて』お客様に施術をすることになります。

なので人手が不足していると、お客様を待たせることになり客足減少に繋がります。

 

 

私が店舗で勤務し始めた当初こんなことがありました。

 

私は求人の文言どおりに自分の好きな勤務時間、曜日で同じ店舗の人にシフト申告をしました。 

すると先輩から言われました。

「この曜日、スタッフ少ないから入ってくれない?」

「この時間に来れない?」

 

 

え? 個人事業じゃないの?

なにゆえ他のスタッフの事情もくまねばならんの?

 

 

断ったら働きにくくなる雰囲気もあり、ある程度要求を飲みました。

この時思ったのは、

全然自由じゃない!

 

(ちなみに他の店舗で働いたときも、同じことを言われました。)

 

 

求人情報では『自由』とうたっていても、人手不足だとそうなるんですね。勉強になりました。

 

 

業務面では指が痛すぎたこともあり、3ヶ月くらいで無事に心が折れました。

 

法人本部に連絡して辞める旨を伝えたところ、こんな私でさえ続けて欲しかったらしく、引き止めてくれました。

ありがとうございます。そしてゴメンナサイ。

 

 

恒例の進路選択の時間がやってまいりました。

 

新しいことにチャレンジするのに疲れた私は、過去の経験を活かそうと考えました。

 

そして警備員と事務職に絞りました。

どちらも特にやりたいわけでは有りませんでしたが生きるためには仕方ありません。

 

天職って中々出会えないものだな。生き生きと働いている人がうらやましい。

と考えていました。

 

そんなある日、地元の求人広告に『事務職募集』との記載あり。

 

 

つづく

 

【次の記事】

【マイストーリー】実力不足でメンタル崩壊。受付事務時代