子供が何かにチャレンジするとき、その達成率を上げるいい方法がある。
それは、親の実績を伝えることだ。
実績がなければ、今から作るのも有りである。
資格試験やスポーツ大会への挑戦に年齢制限があるものは少ない。
親が背中を見せるというのは、予想以上に効果がある。
なぜそう言えるか?
子供は『親ができたなら自分もできるかも』と思うからだ。少なくとも、私はそう思った。
この思い込みの力は、強力である。
私は20代前半で仕事を探していたときに、親から公務員を勧められた。
ここで思ったのが『親ができたなら自分もできるかも』ということ。
しかし、さすがに公務員試験は甘くない。
試験の問題集を初めてみたときは絶望した。
学校で勉強をしてこなかったので、私の学力は中学生レベルで止まっていた。
普通に考えて公務員試験は無理である。
公務員試験は科目数が多い。
市役所大卒程度の試験だと、20種類くらい科目数がある。
小学生レベルの学力しかない私には、民法とか地学とか、
「ナニソレ、オイシイノ?」状態である。
しかし、私には謎の自信もあった。
それが『親ができたなら自分もできるかも』である。
勉強方法・時間等の過程については省略するが、自分なりに勉強したつもりだ。
結果的に、倍率7倍を超える試験を突破し、無事に公務員になることができた。
もう一つ話しておこう。。
父が若い頃、フルマラソンを5時間くらいで走ったらしい。
それを聞いていたおかげで、
フルマラソンを完走することができた。
私もどちらかと言えば短距離より長距離が得意だが、日頃から走っているようなストイックな人種ではないが、『親ができたなら自分もできるかも』である。
練習を積み重ね、無事に4時間半くらいで完走できた。
強い目標になってくれる親という存在はありがたい。
他にも、親というハードルがあったおかげで、
・漢字検定2級取得
・慶應大学合格
という恩恵にもあずかれた。
ここまで読まれて、どう感じただろうか?
親の実績というのは良いハードルではないだろうか?
親が頑張って実績を残すことで世代を重ねても繁栄が続くのでは、などと考えている。
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